はじめに:キラキラしていない「経営者」の始まり
プロフィールにも書きましたが、私は資本金200万円ちょいで小さなFX法人を設立しました。
設立のきっかけは、お恥ずかしながら「このまま稼ぎすぎると旦那の扶養を外れてしまう!」という切実な焦りから。当時は勢いもありましたが、いざ始めてみると、法人経営は「取引画面をポチる」だけでは済まない荒波の連続でした。
今回は、私が法人設立で最初につまずいた「銀行口座」の話から、赤字に泣いた1年間の本音までを包み隠さずお話しします。
1. 最初の壁は「法人口座」の開設審査
法人として取引をするには、まず法人の証券口座が必要です。そして、その証券口座を作るためには「法人の銀行口座」が不可欠。
……ここで最初の試練が訪れました。
- GMOあおぞら銀行: 審査落ち
- PayPay銀行: 審査落ち
ネット銀行ならいけるだろうという甘い考えは打ち砕かれました。
そんな時、オンラインコミュニティで知り合った恩師から「住信SBIネット銀行は比較的……」とアドバイスをいただき、なんとか今のメインバンクを作ることができました。
余談: 1年ほど実績を積んだ後、メガバンク系(三井住友Trunk)に挑戦しようとしたら担当者に「もう少し準備を整えてからの方がいい」とたしなめられたことも(笑)。法人としての信用を作るのは、一筋縄ではいきません。
2. 「儲からない1年」と迫るリスクへの対策
さて、気合を入れて設立した法人ですが……この1年はびっくりするほど儲かりませんでした(泣)!
それどころか、最近は海外FXを取り巻く環境も厳しくなり、「今の柱一本で大丈夫か?」という危機感が強まっています。
- 事業の多角化へ: 実は、法人設立時の定款に「小売業」「古物商」も入れてありました。当時は予定でしたが、今はこれらを本格的に動かし、収入の柱を複数持つための準備を進めています。
- FXは「投資」か「事業」か: 最近はGoldやBTCUSDがメインで、もはやこれを「FX」と呼ぶのかも謎ですが、周囲には「金融取引や金の売買をしている」と伝えています。嘘ではありませんし、経営者として常に「次の一手」を考えています。
3. 法人会計のリアル(freeeと税理士さんの活用)
会計業務は、自力で「freee」を使って仕訳をし、最終チェックを税理士さんにお願いするスタイルです。
- コスト感: 顧問料 月8,600円 + 申告費用 86,000円(年間約19万円)赤字でも払う法人税は別途
- 格闘の記録: 溜め込みすぎた記帳を半泣きで入力したのは、今では良い(?)思い出です。
ここで一つ学んだのは、「FXだけだと消費税還付が受けられない」ということ。
必死に入力した結果が「消費税ゼロ申告」と聞いた時は、還付予定だった18万円が消えてガックリしました。
これもまた、消費税の「仮受・仮払」が発生する別事業(小売業など)へ進出したい大きな動機になっています。
まとめ:赤字も失敗も「次の黒字」へのデータ
法人化して1年。正直、綺麗な右肩上がりのグラフではありません。でも、この試行錯誤こそが、個人トレーダー時代にはなかった「経営者としての視点」を育ててくれていると感じています。
赤字を笑い飛ばせるくらいの強さを持ちつつ、一歩ずつ、確実に。
「稼ぎたい!」という素直な気持ちを原動力に、これからも試行錯誤を続けていきます!
