はじめに
それほど難しい作りではないので解説記事は要らないかなぁと思っていたのですが、
やはりあった方がいいかもねということでザックリと解説させて頂きます!
元々は私が使いやすいツールをコンセプトに開発を始めたものだったので、完全な私ナイズなんですよね…笑
なので、もっとこうして欲しい!ということがありましたらご遠慮なくご意見お待ちしております!
XMTradingで使ってるEAの含み損益の場合
このEAは含み損が大きく膨らまないように、ある程度少ないロットで何段か持つタイプのナンピンですね。
なので、ロット入力は手入力で行いました。
- ドル円:149.208円
- 証拠金:5,353,078円(デモ口座です)
ロングとショートをそれぞれ入力して…


現在価格は各一行目に入れた数値を、BuyNow copyとSellNow copyでそれぞれコピーできます。
証券会社をXMTradingにして、計算ボタンを押せばこの通り!
MRとMMRにちょっとズレはありますが、大体合っていることが分かるかと思います。
HFMのナンピンEAセント口座の含み損益の場合
普通のナンピンならもっと簡単です。これが基本になるんじゃないでしょうか。
- ナンピン幅:15pipsで13段
- ドル円:149.200円
- 証拠金:50,000円
- レバレッジ:2000倍
- 222pipsくらい離れた場合
- ナンピン倍率1.6倍
最初の発注時価格と最初のロット(0.01)を入力して、1.6倍なので1.6のところはそのままで(1.6以外の場合は任意の倍率に変えてくださいね)、◆ボタンを13段目まで押して…
現在価格に3755.55を入力してBuyNow copy…

計算前にMicroボタンを押してから、計算ボタンを押します。(このままだとスタンダードです)

レバレッジ2000倍なので、この後L2000ボタンを押して…完了!

同じようなナンピンを取っているスクショが手元にないのであれですが、大体こんな感じかなと思います!

んでこれは3764.55になった時のシミュです。これくらいで決済できるかな~という計算にもお使い頂けます。
含み益になっているので当然DDは表示されません。
この場合、3292+タリタリ190=3482円の収益という概算ですね。
何pips動いたらロスカット?という使い方


含み損益の概算なので、当然ロスカットまでのシミュもできます。
- ナンピン幅:15pipsで10段
- ドル円:149.200円
- 証拠金:400,000円
- レバレッジ:1000倍
- 187pipsくらい離れた場合
- ナンピン倍率1.7倍
と、証拠金とナンピン倍率を変えて、0.01から◆ボタンを10まで押していけば簡単に計算できます。
この場合、DD89.21%、MMR24.99%とかなりギリギリですね。MT4で赤い字になっているはずのところです。

ドル円が大きく変わらなかったらという前提ではありますが、3758.36でMMR20%を切る=ロスカット水準になることが分かりました。189pipsくらいのはずです。
XMTradingのレバレッジ1000倍なので、HFM2000倍の場合は3758.36になって同じ含み損でもまだMMRに余裕があることが分かります。
HFMレバレッジ2000倍の場合

3767.27に上がって8段目まで青色になれば、タリタリ込みで5万円で利確できそう?という概算にも繋げられます。もちろんもっと低い位置、プラ転できるあたりにTPを設定して、EAを止めるのもいいかもしれませんね。その計算にも使えます。

109.3pipsまで戻した3766.33で微益決済できそうでした。タリタリ分があればこれでも充分な逃げでしょうね。

最後に
しかし、今ゴールドの価格高騰してますよねぇ。以前は2000切ってたので、軽く倍近くです。
同じ証拠金でもゴールドの価格が上がったことで、MRが増えることがこの記事でもお分かり頂けるかと思います。
1777.76からのナンピン1.7倍×10段で1758.36になっても、

この通り、同じ含み損でもMMR42.62%だったようです。レバ2000倍なら更にMMR85.24%。
まだ全然ロスカットまで余裕がある数値ですよね。
目まぐるしい変化の中ではありますが、皆様のFXライフの一助となれたら幸いです。

