はじめに:システム入れ替え後の「静かな」幕開け
先日の10%損切りを経て、私は一つの大きな決断をしました。 それは、「EA(自動売買システム)の総入れ替え」です。
これまで以上にエントリーを絞り、勝率と安全性を重視した「厳選エントリー型」のロジックへ。 「もっと回したい」「もっと利益を」という焦りを捨て、法人経営者として、より堅実な道を選びました。
昨日、EAをより慎重な「厳選エントリー型」に入れ替えてから、初めての稼働日を迎えました。
以前の私なら、今頃いくつものポジションを抱えて一喜一憂していたかもしれませんが、今の私の画面はとても静かです。
木々からの木漏れ日などを楽しむ心の余裕があります。
「チャンスを絞る」と決めた初日の、現時点でのリアルな手応えを記録しておきます。
1. 12:40時点での経過:ロング1ポジ利確のみ
本日のトレードは、現時点(お昼過ぎ)までにロングポジションが1つ入って、無事に利確で終了。それ以降、新しいエントリーはありません。
以前の「とにかく回す」タイプなら、今頃3つも4つもポジションを積み上げていたかもしれません。
でも、今のEAは「ここぞ」という場面が来るまで、じっと牙を研いで待っています。
2. 「機会損失」よりも「リスク回避」を優先する経営判断
法人としてFXを運用していると、どうしても「機会損失(エントリーしていれば儲かったはずの利益)」が気になってしまう時期があります。
しかし、現在の私は「取れたはずの利益を逃すこと」よりも「避けるべき損失を食らうこと」を最大のリスクと捉えています。
今回導入した厳選エントリー型のロジックは、いわば「石橋を叩いて渡らない」こともあるような慎重なタイプです。
以前の私なら「もっと攻めてもいいのに」と焦ったかもしれませんが、今は違います。
「今日はチャンスがなかったね」で終わる日は、資金が1円も減らなかった「成功の日」である。
この考え方は、実店舗の経営で「今日はお客様が少なかったけれど、無駄な仕入れを抑えて赤字を出さなかった」という判断に近いかもしれません。
3. シミュレーター(FXHSS)の数字を「信じ切る」ために
私が自作した「FXHSS(含み損益シミュレーター)」は、理論上の耐久値を算出するツールです。
しかし、どれだけツールで「200pips耐えられる」という結果が出ていても、短時間に過剰なポジションを持ってしまえば、計算の前提が崩れてしまいます。
エントリーを厳選することは、自作ツールの計算結果を「より確実なもの」にするための、エンジニアとしてのこだわりでもあります。
「これだけの好条件が揃った時しか入らない」という縛りを設けることで、シミュレーターで出した「耐久値」の信頼性がさらに増し、結果として夜も安心して眠れる運用が実現できています。
4. 常時ポジションを抱えない「安心感」の価値
今の運用で一番変わったのは、自分のメンタルです。 これまでは「含み損が膨らんだらどうしよう」と心のどこかで常に気にしていましたが、エントリーを厳選している今は、PCを閉じて別の作業に集中できています。
- 猫と遊ぶ時間
- 家族との会話
- 別の事業(小売・古物)の準備
「トレードが生活のすべてを支配しない」。 この余裕こそが、長期的な法人経営を支える鍵になるのだと、地味な1ポジの利益を見つめながら再確認しています。
ポジションがない時間は、チャートの呪縛から解き放たれる時間です。
この「空白の時間」があるからこそ、小売業や古物商といった別事業の構想を練る余裕も生まれます。FXはあくまで「事業の柱の一つ」であり、私の人生のすべてではありません。
まとめ:審査を待ちつつ、淡々と「良い仕事」を重ねる
現在、Google AdSenseの審査結果を待つという、ある種「自分ではコントロールできない時間」を過ごしています。
だからこそ、自分でコントロールできる「トレードの規律」だけは、1ミリも崩さずに守り抜きたい。
この後、夜にかけて相場がどう動こうとも、私は私の決めた「厳選された入り口」だけを見つめて、淡々と運用を続けていきます。
