ソーラーパネル+ポータブル電源でマイニングをしていると、
どうしても気になるのが 「夏の猛暑による高温」です。
ポータブル電源はリチウムイオン電池を使っているため、熱にとても弱く、
放っておくと寿命が縮むだけでなく故障や停止のリスクも出てきます。
この記事では、実際にソーラー&マイニング運用を計画している私が、
猛暑下でも安心してポータブル電源を使うための工夫をまとめました。
ポータブル電源は熱に弱い
ポータブル電源に使われているリチウムイオン電池は、 高温環境で急速に劣化します。
特に危険なのは…
- 充電中に本体温度が45℃以上になる
- 炎天下に放置して内部温度が上昇
- フル充電のまま長時間、高温下で保管
これらは寿命が一気に縮む原因になります。
バッテリー膨張、最悪は発火の恐れもあります。
ベストは「屋内設置+延長ケーブル」
いちばん安全で簡単なのは、
ソーラーパネルだけ屋外、ポータブル電源は屋内に置く方法です。
- ソーラーパネル → 外(南向き、角度30度前後)
- ポータブル電源 → 室内やガレージなど、直射日光が当たらない場所
- 接続 → 10m程度の延長ケーブルでつなぐ
これだけで熱リスクをほぼ解消できます。
私も実際に、屋内と屋外を繋ぐ、窓用の薄型ケーブルを買って問題なく使えています。
どうしても屋外に置く場合の工夫
屋外に設置するしかない場合は「遮熱+通気+冷却」の3つを意識しましょう。
1. 遮熱
- ホームセンターのコンテナボックスを利用
- 蓋にアルミシートや断熱材を貼る
- ボックスの色は「白」や「シルバー系」が有利
2. 通気
- ボックスの側面に通気口を作る
- 上下に穴を開けると「煙突効果」で自然換気できる
3. 冷却
- USBファンを取り付けて吸排気
- ソーラーパネルからの電力でファンを回すと自動化できる
運用の工夫も大切
- 夏場は「夜間に放電、昼は充電専用」にすると安心
- 常に100%まで充電するより、80〜90%で止めるほうが長寿命
- ポータブル電源の下に木材やゴムシートを敷くと、地熱の影響も減らせます
まとめ
- ポータブル電源は熱に弱いので、屋内設置がベスト
- 屋外なら「遮熱・通気・冷却」をセットで対策
- 運用方法を工夫するだけでも寿命は大きく変わる
これからの季節、ソーラー+ポータブル電源を安心して使うために、ぜひ実践してみてください。
